婚活のプロフィールカードはどうしたらいいの？自己PRの書き方について

婚活の場ではプロフィールカードの記入をすることがあります。プロフィールカードには名前、年齢、職業、趣味などの記入欄とは別に自己PR欄があることが多いです。気合いを入れて書きたいものですが、自己PR欄はどのように記入をしたらいいのでしょうか。この記事では、自己PR欄の書き方についてお話します。

◆何に使うもの？婚活イベント・パーティーでのプロフィールカードの役割

まずは、プロフィールカードについてご説明します。

婚活イベントやパーティーでは、プロフィールカードの記入が義務付けられていることがあります。プロフィールカードには、名前、年齢、職業、趣味、自己PRなどを記入します。身体的な項目としては、身長の記入欄が設けられていることがあります。これらの項目は、大体の婚活イベントで共通する項目です。

　ただ、プロフィールカードの記入欄は先述した基本的な項目に加え、イベントによっては他にも項目が設けられていることもあります。

例えば、共通の趣味を持った人たちが集まる婚活イベントである趣味コンでは、趣味について詳しく記入するための欄があります。例えば、好きなアーティスト、好きな作品などです。このようにプロフィールカードの記入欄は、イベントの趣旨によって増えることがあります。

男性の場合は、年収などが条件となっているイベントでは年収の記入欄が設けられていることがあります。

プロフィールカードの使い方

次に、プロフィールカードの使い方についてお話します。プロフィールカードは、イベントの参加者と会話をする際に、相手がどんな人かを知るためのアイテムとして使います。

初対面の相手と話す時には話題に困ることもあるでしょう。しかし、プロフィールカードを見れば、相手の基本的な情報や好きなものを知ることが出来るので、話題を探すのも楽になります。

記入したプロフィールカードの行方

　最後に、記入したプロフィールカードの行方についてです。基本的にプロフィールカードは持ち帰ることは出来ません。個人情報の保護のため、イベントが終了するとスタッフが回収し、自分のものや相手のは持ち帰ることが出来ないようになっています。

◆プロフィールカードはその場で書くもの？それとも事前に書くもの？

　それでは、プロフィールカードは一体いつ記入をするものなのでしょうか。ここでは、プロフィールカードの記入のタイミングについてご説明します。プロフィールカードの記入のタイミングは、大きく分けると二つあります。

①婚活イベントやパーティーの受付で記入する

　一つ目は、婚活イベントやパーティーの受付のタイミングです。イベントに参加する時には、最初に受付をします。その際にプロフィールカードをスタッフから渡され、イベントがスタートするまでの間にプロフィールカードの記入をします。

②事前にプロフィールカードを記入する

　二つ目は、事前にプロフィールカードを記入する形です。この方法では、インターネットから婚活イベントやパーティーに申し込んだ時点で、プロフィールカード用の記入欄が表示され、そこにプロフィールを入力するという形でプロフィールカードが作成されます。そして、イベント当日には事前にインターネットで記入したプロフィールが印刷されたものをプロフィールカードとして使用します。

プロフィールカードの記入のタイミングはイベントによって異なりますが、どちらの方法にもメリットとデメリットがあります。

◆沢山自分のことを知ってもらいたくても自己PR欄に書く内容は絞ろう

　婚活イベントやパーティーに参加して気になる相手と出会えたら、少しでも自分のことを知ってもらいたいという気持ちになりますよね。自分のことを知ってもらうためには、会話でアピールすることと同時にプロフィールカードを使ったアピールが大切になります。しかし、婚活イベントなどで好感を持ってもらうためには、会話をする時に自分ばかりが話していてはいけません。それは、プロフィールカードにも同じことが言えます。

　プロフィールカードには自己PR欄がありますから、そこには自由に自分をアピールする内容を記入することが出来ます。自分のアピールしたいポイントを記入できそうな項目が設けられていなかったら、自己PR欄に記入をすることでアピールするという手段もあります。そのため、少しでも自分のことを相手に知ってもらおうと思いながら自己PR欄を記入すると、沢山の内容を詰め込みやすくなります。

プロフィールカードは相手との相性を見極めたり、話題を探すためのアイテムですから、沢山の情報が詰め込まれていた方が有利に思えるかもしれません。

しかし、文字が沢山書かれていると、読みづらさの原因にもなります。

事前に入力してプロフィールカードを記入する場合だと、文字数が多ければ会社の方で文字の大きさなどを調整することもありますので、印刷されると小さな文字がぎっしりと詰まっているような状態になってしまう恐れもあります。

　自己PR欄が読みにくいと、せっかく自分について沢山の情報を記入しても、読みづらいからと相手にしっかりと読んでもらえなくなる危険があります。

自己PR欄を記入する時には内容を絞って、読みやすさを意識して書くようにしましょう。

◆自分をアピールする自己PR欄だけど、少ない文章量でもいいの？

　前項では、自己PR欄に内容を盛り込みすぎると読みにくくなり、相手に読んでもらえなくなる危険についてお話しました。それでは、逆に自己PR欄の文章の量が少ないのは問題ないのでしょうか。

　初めて婚活イベントやパーティーのプロフィールカードを記入する時には、どれくらいの文章量が適切なのか、また、どんな内容を書いたらいいのか悩んでしまうこともありますよね。その結果、自己PR欄に少ししか記入することが出来なかったという方もいらっしゃるでしょう。

　自己PR欄の文章の量に決まりはありません。ただ、詰め込む内容が多いと文字が詰まっているため、読みにくくなります。

逆を言うと、自己PR欄に書く文章が少ないと文字数も少なく、プロフィールカードを見た時にもすっきりとしているので相手は読みやすくなります。ですから、少ししか自己PR欄に記入することが出来なかったとしても、マイナスになるとは言い切れません。

　ただし、気を付けたいこともあります。何を書いたらいいのか思いつかなかったりしても、「よろしくお願いします」など一言だけの記入は避けるようにしましょう。

「よろしくお願いします」という言葉があると、礼儀正しさや丁寧さといった印象には繋がりますが、自分自身の個性などは何もありません。

また、他の参加者も同じような記入の仕方をしていることもあるので、挨拶としての一言しか書いていないと、相手の印象に残りにくくなってしまうのです。ですから、自己PRが思いつかなくても、「婚活は初めてですが、勇気を出して参加しました」など自分の心情を表す言葉を付け加え、相手に印象が残りやすくしましょう。

◆自己PR欄を書く時には相手が読みやすいように意識して書こう

　相手にアピールすることが出来る機会である自己PR欄を効果的に使えないと勿体ありません。

相手に読んでもらいやすく、そして相手に自分の印象を残すためには、自己PR欄の内容だけではなく読みやすさを意識して書くことが大切です。

文字を綺麗に書くこと

手書きの場合、文字を綺麗に書くことを意識しましょう。文字に自信がなくても、丁寧にはっきりとした文字を書くように心がけて書くだけでも、文字の見た目は変わります。プロフィールカードの記入用にイベント側で筆記用具を用意してあることもありますが、鉛筆が用意されている場合もあります。鉛筆は筆圧が薄いと、文字も薄くなり、存在感も薄れてしまいます。ですから、もしも用意されている筆記用具が鉛筆の場合は文字の濃さにも気を付けるようにしましょう。

行間のスペース

次に、行間のスペースです。これは、特に自己PR欄に色んな内容を書きたい人に気を付けてもらいたいポイントです。文字が詰まり過ぎていると読みにくくなり、相手に読んでもらいにくくなります。そうならないようにするためには、行間にスペースを取って書くようにしましょう。行間にスペースが入ると、文章量が多めでもすっきりとして見えるので、相手も読みやすくなります。

文脈

自己PR欄の書き方は自由ですが、文章だけで自分をアピールする時には、文章としての読みやすさも必要です。会話でも、話題があちらこちらにすぐに飛んでしまうと「この人は何が言いたいんだろう？」と思うことがありますよね。文章でも同じ現象が起こります。したがって、相手にアピールが伝わりやすくするためには、文章としての流れを意識して記入することが効果的です。

◆自己PR欄にはプロフィールカードにない項目を自分で作るように書くと効果的

事前にパソコンで入力して作成するプロフィールカードは、最初から用意されているフォーマットに記入することしか出来ませんが、手書きのプロフィールカードの場合、読みやすさや印象の残りやすさをアップさせる方法があります。

プロフィールカードを書く時、「私の好きなものについてアピール出来る項目があればいいのに……」と思ったことはありませんか？そういう思いは、自己PR欄で役立ちます。

自己PR欄はフリースペースのようなものなので、自分の好きなように記入することが出来ます。それを活かして、自己PR欄に自分で新たな記入欄を作るのです。

手書きの場合は、文章だけで表現しなければいけないわけではないので、自己PR欄のスペース内に括弧を書き込んで、スペースを自分で区切って項目を作ると読みやすくなります。

　ランキングを作れなかったとしても、自己PR欄のスペース内を枠線で仕切りながら書くといくつもの項目を作ることが出来ます。このように、プロフィールカードにはない項目を自分で作ることによって、読みやすさや印象の残りやすさのアップに繋がるのです。

◆印象付けるためのちょっとした小技！余白にイラストを添えてみよう

　婚活イベントやパーティーに参加し、プロフィールカードの記入法が手書きだったら、自己PR欄に小技を使って相手に自分の印象を残しやすくすることが出来ます。その小技とは、イラストです。

自己PR欄を記入している時に、余白が出来てしまうこともあるでしょう。

自己PR欄のスペース内の余白は、読みやすさをアップさせるために効果的なものです。

しかし、余白が多すぎると、内容が薄く見えやすくなったり、婚活イベントへの意気込みが感じにくくなったりするようなマイナスな効果も生んでしまいます。

そこで、活用したいのがイラストです。

イラストは余白を埋めるためにも効果的ですし、イラストを描くことで他の人のプロフィールカードとの差を作って印象を残しやすくします。

自己PR欄を華やかにするための小さなイラストを添えてもいいですし、自己PR欄の内容に合ったイラストを添えて内容をわかりやすくしてもいいでしょう。

先程の例を使って説明をすると、自己PR欄のスペース内に「好きな犬種ランキング」を作り、そのランキングの近くに犬のイラストを書くと、内容も伝わりやすく、わかりやすさもアップするため、相手の印象に残りやすくなります。

　また、イラストを添えることで他にも嬉しい効果を得られるようになります。

それは、リラックス効果です。

初対面だと相手がどんな人なのかわかりませんから、誰でも緊張しやすいものです。しかし、ちょっとしたイラストが自己PR欄に添えてあると遊び心を感じられるので、相手の緊張も解れて最初からリラックスして会話が出来るようになりやすいのです。こうした効果を得るためにも、ちょっとしたイラストを描けるように練習しておくことをおすすめします。

引用元：【感激！】絵が下手な人でも簡単に描けるボールペンイラスト

◆自己PR欄でアピールをする必需品！明るい色のマーカーやボールペンを持って行こう

婚活イベントやパーティーに参加し、その場でプロフィールカードを記入する時には、イベントを主催している会社が筆記用具を用意している場合も多いです。

そのため、うっかり筆記用具を忘れてしまったとしても、プロフィールカードを記入する時には筆記用具を借りて書くことが出来ます。しかし、筆記用具が用意されるとはいえ、用意されるのは鉛筆やボールペンです。

鉛筆やボールペンの一色だけを使ってプロフィールカードを記入することも出来ますが、一色だけで書いてあると味気なく感じたり、読みにくく感じたりしませんか？

ノートや書類でも、重要な部分にマーカーを使ってアンダーラインを引くことで読みやすくなります。これは、自己PR欄でも同じです。

読みやすさなどに工夫をして書くなら、細かな部分にも気を配りたいですよね。読みやすさや印象の残りやすさをアップさせるために工夫をするなら、明るい色のマーカーやボールペンを持ってイベントに行くようにしましょう。

そうすれば、イベント会場で用意されている筆記用具が一色だけだったとしても、自分の持っているマーカーやボールペンを使ってアンダーラインを引いたり、枠線を書いたりすることが出来ます。

　一色だけで記入をするのではなく、色を使うことによって読みやすさも印象の残りやすさもアップします。

ただ、一つだけ気を付けたいことがあります。それは、文字には色を使わないことです。

明るい色は読みにくいですし、文字に色を使うことで自分自身にマイナスなイメージを持たれることもあります。