婚活ってどうすりゃいいの？婚活を始める前に考える4つのポイント

◆婚活を始めたい理由を考える

最初に述べたとおり、ただ漠然と婚活を始めても理想のパートナーと巡り合う事は容易ではありません。

それなりに体力と気力を使うため、動機不十分のままでは婚活途中でエネルギー切れを起こしてしまうかもしれません。もしくは、せっかく理想的な相手と出会えたとしても、妙なところで尻込みしてしまうかもしれません。

そんな状況を避ける為にも、自分自身がなぜ婚活をしたいのかについてしっかり整理してみましょう。

婚活したい理由が具体的であればあるほど、理想の相手を発見するレーダーの感度も高くなります。自分自身のなかで理想像がハッキリしているため、「この人を逃したらダメだ！」という気持ちも高まる事でしょう。

もしそう思えるような人と出会えたのであれば迷わず一歩を踏み出せるはずです。なんとなくでパートナーを選んでしまわぬよう、慎重に、真剣に考えてみましょう。

◆自分の理想像を思い描く

さて、あなたの中で「理想的なパートナーの人物像」を描くことが出来ますか？釣りで例えるなら、タイを釣りたいのかワカサギを釣りたいのかをハッキリ決めなければならないという事です。

魚なら何でもいいというわけではありませんよね。仮にあなたはタイを釣りたかったとしましょう。あなたはなぜタイを釣りたいのでしょうか？魚として好きだから？料理したら美味しいから？それとも高いからでしょうか。

様々な理由が浮かぶかもしれませんね。その理由の中でも、もっとも納得のいく理由を見つけられるのであれば、それがあなたの「タイを釣る理由」です。

まずはこの点からしっかり考えてみましょう。

大抵の場合、それは「あなた自身に不足している要素」を持っている相手だからこそ求めているはずです。

言い換えれば「無いものねだり」とも呼べるでしょう。無いものねだりは往々にして「子供のわがまま」を指しますが、大人になってもそれは変わりません。

誰でも多かれ少なかれ、自分に足りないものを強く求める欲望が働いているものです。その純粋な欲求を満たしてくれる相手こそ理想のパートナーと呼べるのではないでしょうか。

◆相手から見たあなたの評価

自分の理想像は把握できたでしょうか。でも、それだけで婚活が必ず成功するとはいえません。

なぜなら、婚活は独りよがりで進められるものではないからです。

お互いの意思を尊重してこそ成立する活動です。自分自身の理想がどれほど高くても、その対象となる相手からの評価が必ずしも高く得られるとは限りません。

客観的に自分を評価し、マイナスとなる要素があるのであればその要素を積極的に改善・カバーしていく必要があります。

主にチェックするべき要素は５つ。容姿・性格・趣味・ライフスタイルです。

例えば容姿に自信を持てなくても趣味や性格の面で周りから好評価を得られているのであれば、そういった要素を前面に押し出した婚活の仕方もあるでしょう。

逆に容姿が優れているが故に内面を見てもらえる機会に恵まれていない人もいます。

そういった方は敢えて婚活中に容姿を崩した格好をしてみるのも一つの手かもしれません。

理想像を描くのは「攻め」の構えですが、予め周りからの評価を把握しておくことで「守り」の姿勢もとれるようにしておきましょう。

◆婚活の手段を選ぶ

あなたの長所短所・攻めたいところと守りたいところが見えてきたら、最後は戦いの場を選びましょう。

戦いの場とはもちろん婚活のことです。

自分の条件にマッチした婚活の場を探し、自身のパフォーマンスを最大限に生かしながら理想の相手を掴むのです。

先の例でも挙げた「容姿に自信はあるけれど、内面を見てもらえることが少ない」と感じているお方であれば、まずはメールでコミュニケーションを取りながら始められる婚活を利用してみてはいかがでしょうか。

また、宴席での盛り上げ役を務める事が多いお方であれば対面式の婚活パーティーが向いているでしょう。この様に、自分の目的と特性に合った婚活の手段を選び、素敵な出会いをつくりましょう。