婚活うつに陥りやすい6つの原因と対処法！婚活中のあなたは大丈夫？

◆何事も焦りは禁物！焦る気持ちが自分の心を苦しめる

「急がば回れ」という言葉があるように、焦る気持ちは空回りしてしまうことが多く、急いだからといって良い結果を早く得られるとは限りません。これは、婚活にも言えることです。

年を重ねたことによって結婚を意識するようになったり、周囲の友達が何人も結婚したことで結婚を意識するようになり、自分自身も結婚しようと婚活を始められる方も多いでしょう。

その中には、早く結婚したいという思いの強い方もいらっしゃると思います。しかし、早く結婚したいという思いは婚活をするためのパワーとなる反面、結婚というゴールに早く到達しなければという焦りも生みます。

なかなか物事が上手くいかないと落ち込みやすくなりますが、結果を焦っていれば焦っているほど落ち込みも大きくなり、「私は早く結婚したいのに……」と自分を責めたり、周囲が妬ましく思えたりとマイナス思考も強くなってしまいます。

何かしらの目標を達成するためには、目標の内容を具体的にすることと期限を設けることが効果的です。

しかし、婚活うつは目標を達成するための期限が焦りを引き起こす要因になりやすいです。

そのため、婚活をする時には「今年中には結婚する」という姿勢よりも「今年中に結婚できたらいいな」くらいの気持ちでいた方が婚活うつになりにくくなります。

結婚は人生の大きな転機であり、これからの人生にも大きく影響するものです。焦らずに、ゆったりとした気持ちで婚活に向かった方が心穏やかに過ごせますし、相手を見る時にもじっくりと見極める心の余裕が持てます。

◆他の人と比べていませんか？身近な人の婚活成功によって落ち込む心

婚活を始める時、仲がいい友達と同じ時期にスタートさせることもあるでしょう。

また、婚活中に他の婚活女性と親しくなることもあるでしょう。一人で目標に向かって走るのは、時として孤独に苛まれてしまいますが、同じ目標に向かって走る仲間がいると心が折れそうになっても耐えきることも出来ます。

また、婚活をしている仲間同士で婚活に関する情報交換をすることも出来ます。そのため、婚活仲間がいるというのは、婚活をしていく上でメリットも大きいです。

しかし、婚活仲間の絆によって婚活うつを招くこともあります。例えば、数人の友達と同時に婚活を始めたとしましょう。

最初は婚活の情報交換をしたり、辛い時に励まし合ったりしていましたが、一人、また一人と結婚相手を見つけ、自分以外の友達が結婚したとしたらどう感じるでしょうか。

表面的には婚活仲間のゴールインを笑顔で祝福できても心の中では「どうして私だけ結婚できないの……？」と落ち込むことでしょう。

仲間が次々と結婚していく中、自分だけが結婚できずにいると、自分には魅力がないように思えたり、自分には大きな欠点があるのではないかと不安になったりします。この否定感や不安が、婚活うつを招いてしまうのです。

こうした婚活うつを防ぐには、「他人は他人、自分は自分」ということを忘れないことが大切です。

結婚は一生の問題ですから、仲間が結婚したからと焦り、妥協をして結婚相手を探すよりも、自分が「この人と結婚したい」と思える人と結婚をした方が将来的な幸せを手にすることが出来ます。

ですから、婚活うつにならないためにも、自分の将来のためにも、婚活の進み具合を人と比べないようにすることが大切なのです。

◆婚活パーティーで声をかけてもらえない……自分に対する否定感

婚活パーティーでは、会場内で自分から気になる相手に声をかけることが出来る機会もあります。

タイミングは、自分からアピールをする絶好のチャンスですが、自分から話しかけるのが怖くて、なかなか男性に話しかけることが出来ないという方もいらっしゃるでしょう。

こうした機会に自分から話しかけないと、男性からのアプローチを待つ形になります。

待っていても、男性から声をかけてもらえないとどう感じるでしょうか。

自分は声をかけてもらえないのに、会場内で楽しそうに会話をする人々の姿を見ていると、自分には魅力がないように感じて落ち込んでしまいますよね。

このような落ち込み方は、婚活パーティーだけでなく、合コンや知らない人とも気軽に会話を楽しむようなバーに行った時でも見られがちです。

他の人が楽しそうにしているのに、自分には誰も声をかけてこないと、自分だけ除け者にされているように感じますし、悲しくなってしまいます。

しかし、その瞬間に誰かから声をかけてもらえないからといって、あなたに魅力がないということにはなりません。

百人の人がいたとして、百人から好かれることは難しいものです。

ですから、多くの人から声をかけられなくても、あなたの本当の魅力を分かってくれる一人に好かれれば十分なのです。

自分自身が一番の自分の味方でいられれば心を強く持って過ごすことが出来ます。

婚活うつにならないようにするためには、落ち込む出来事があっても次の機会に活かす教訓として捉え、自分自身を責めすぎないようにすることが大切です。

◆恋人は出来ても結婚に発展しない……あと一歩で結婚に届かないもどかしさ

婚活パーティーやお見合いなどは、男性も女性も結婚を前提として相手を探しに来ていますから、恋人となっても最初から結婚を意識しながら交際をします。

しかし、そうではない場所で恋人が出来た場合、なかなか結婚に発展しないこともあります。

また、相手によっては「今は結婚は考えていない」と男性から言われてしまうことだってあります。

恋人期間を経て結婚というゴールを目指している時に、恋人が出来ても結婚には届かないともどかしいものですよね。

自分は結婚を意識しているのに、恋人が結婚を意識してくれないと、自分と結婚したいとは思ってもらえないのかと悲しくなることもありますし、なかなか結婚話が出てこないことに苛立ったりすることもあるでしょう。

恋人が出来たことでゴールに近付けたという思いがあったからこそ、なかなか先に進めないともどかしさで婚活うつに陥りやすくなります。

こうした場合の婚活うつは、自分を責めたり、マイナスに物事を考えるだけでなく、恋人に対して苛立ちを覚えたり、結婚を急かすような行動を起こしやすくなり、その結果として恋人がプレッシャーに耐えきれずに破局を迎える危険もあります。

恋人に対して「この人と結婚したい」と思っているならば、結婚をするためにも、婚活うつになって悲しい結末を迎えないようにするためにも、結果を急ぐことは避けましょう。

また、「今はゆっくりと彼と今後も一緒に人生を歩んでいけるか見定めよう」とゆったりとした心構えでいた方が自分自身の心も楽ですし、恋人にプレッシャーやストレスを与えることもなくなります。

◆婚活が生活の中心になっていませんか？婚活中でも日常を楽しむ余裕を持とう

不安、焦り、自己否定など婚活うつの引き金になる要素は人それぞれ異なります。

しかし、多くの人に共通する婚活うつになりやすい状況というものもあります。

婚活うつになりやすい状況というのは、婚活が生活の中心になっている状況です。

仕事や自分磨きをしながら婚活をしていれば婚活が生活の中心になっていないように思えるかもしれませんが、心の中の比重が婚活に多くを注いでいれば、婚活が生活の中心になっていると言えます。

婚活の優先順位度が高ければ、仕事や家事、習い事をしていても、婚活について考える瞬間は多くなります。

そして、考える時間が多ければ多いほど深みにはまりやすくなり、ふとマイナスな考えが頭に浮かぶとそのままマイナス思考のループに陥ってしまうのです。

婚活を成功させるためには努力も必要ですが、心の全てを婚活に注いでしまうと婚活うつになりやすくなってしまうのです。

こうした状況を回避するためには、婚活だけでなく、友達と遊んだり、仕事に力を入れたりと日常生活の様々な面に目を向けることが大切です。

そうすると、婚活をしていて落ち込むことがあったとしても、日常生活の中にある幸せを感じることで負のループに陥ることなく過ごせます。

◆ぼーっと眺めているSNSが婚活うつを加速させる！ SNSから離れる勇気を持とう

現代ではインターネットやSNSが普及し、日常の中でもSNSに触れる機会が多くなりました。

皆さんの中にも、SNSで好きな芸能人や友達の投稿を見たり、自分自身も言葉や画像を発信したりしてSNSを楽しまれている方も多いでしょう。

SNSは簡単に色んな世界を垣間見ることが出来て、情報収集としても娯楽としても役立ちます。

しかし、SNSによって婚活うつになったり、婚活うつを悪化させることもあるのです。

婚活中になかなか上手くいっていない時にSNSで友達の幸せそうな姿を知ると、心にまだ余裕があれば「幸せそうでよかったな」と素直に思うことが出来ますが、心に余裕がなくなっていると友達の幸せそうな姿を見たことで焦りや妬みが生まれてしまいます。

また、SNSには婚活うつの引き金になりそうなものが多く転がっています。

SNSは誰でも利用できるため、インターネットの匿名性をいいことに婚活中の人を馬鹿にするような書き込みをしている人もいれば、婚活に失敗する人の特徴が並べられているコラムが情報として流れてくることだってあります。

こうした情報に触れることによって、心が痛んだり、婚活うつが悪化してしまうことも珍しくありません。

現代ではSNSは日常の一部となっていますから、SNSで友達と連絡を取り合ったりすることで絆を感じることも出来ます。

しかし、SNSには常に沢山の情報が流れていますから、情報によって自分の心が苦しくなってしまいそうな時にはSNSを見ないようにする勇気も必要です。