婚活パーティーがフリータイム方式の場合の内容や過ごし方のポイント8つ

婚活を始める時、婚活パーティーへの参加を検討される方は多いでしょう。婚活パーティーには様々なタイプのものがあります。その中には、フリータイム方式というものがあります。それでは、フリータイム方式の婚活パーティーとはどのようなものなのでしょうか。今回は、その内容や過ごし方のポイントをご紹介します。

◆フリータイム方式を知っておけば他のパーティーでも役立つ

　「婚活パーティーに参加しよう！」と婚活パーティーを検索すると、様々な企業が主催する婚活パーティーが数多く見付かります。婚活を始めたばかりだと、様々な婚活パーティーの情報を見ても、どのパーティーにどんな特徴があるのか予想がつきませんよね。どのように進行されるのか、どのように過ごせばいいのか予想がつかないと、参加するにあたって不安が残り、なかなか申し込む勇気が湧かないこともあるでしょう。

　婚活パーティーはいくつかのタイプに分けることができます。そして、数多くの婚活パーティーの中でも大規模なものに多いのはフリータイム方式の婚活パーティーです。この記事では、フリータイム方式の婚活パーティーについてご紹介します。フリータイム方式がどのようなものなのかを知れば、フリータイム方式の婚活パーティーに参加する前の不安を取り除くことができるだけではありません。一対一で会話をする婚活パーティーやグループで会話をする婚活パーティーでも、パーティーの中にフリータイムを設けているものもありますので、そうしたパーティーでもフリータイム方式の婚活パーティーの知識を活かすことができます。

　それでは、フリータイム方式の婚活パーティーはどのようなものなのかをご紹介致します。

◆フリータイム方式ってどんなパーティー？

　フリータイム方式の婚活パーティーは、パーティー開始から終了するまで、自由に参加者同士で交流することのできる婚活パーティーです。

　婚活パーティーと聞くと、男性参加者と女性参加者が向かい合い、決められた時間内に会話をし、時間になると次の相手と会話をするということを繰り返すイメージのある方も多いでしょう。確かに、こうした流れで進行される婚活パーティーも数多くあります。しかし、こうした流れの婚活パーティーの場合、気になる相手がいても制限時間の間しか交流することができないというデメリットもあります。

　それに対しフリータイム方式の婚活パーティーでは、一人の相手と会話をする制限時間が設けられていませんから、気になる相手と時間を気にせず、ゆっくり会話を楽しむことができます。そのため、フリータイム方式の婚活パーティーの方が、相手を深く知るチャンスが多いと言えます。

　また、フリータイム方式の婚活パーティーでは、パーティーの時間を自由に過ごすことができますから、交流をする相手も自由に選べます。フリータイム方式ならば、自分の気になる相手を見付けたら、自分から話しかけに行くことができますから、全ての参加者と交流をするのではなく、自分の気になる相手と交流する時間を確保しやすいと言えます。また、自分が誰かに話しかけるのと同じように、他の参加者から声をかけられて交流が始まることもあります。

　フリータイム方式の婚活パーティーは、一人の相手とゆっくり話すこともできますし、色んな参加者と交流することもできます。したがって、フリータイム方式の婚活パーティーは、参加者がそれぞれ自由に過ごすことができるものだと言えます。

◆フリータイム方式でもマッチングはあるの？

　マッチングとは、パーティーで何人もの参加者との交流を終えた後、交流した参加者の中で「この人、いいな」と感じた相手の名前や参加者番号を記入したものを主催者側に提出し、主催者側はお互いに好感を持っている参加者を割り出し、お互いに好感を持っている参加者達はマッチング成功となります。

　マッチングの成功後の流れは、パーティーによって異なりますが、マッチング結果が伝えられるだけのものもあれば、マッチングが成功したカップルだけが連絡先の交換をすることができるものもあります。それでは、フリータイム方式の婚活パーティーは、参加者はパーティーの時間内を自由に過ごすことができますが、マッチングはあるのでしょうか。

　フリータイム方式の婚活パーティーでのマッチングの有無は、他の形式のパーティーと同じで、パーティーによって異なります。マッチングの有無は、婚活パーティーの詳細が記されているホームページ上に書かれていることが多いので、参加する前に確認をするといいでしょう。

　フリータイム方式の婚活パーティーでマッチングが取り入れられている場合には、マッチングの役割は大きく分けて二つあります。一つは、お互いに好感を持っている参加者がマッチングを受けることによって連絡先を交換したり、パーティー終了後も交流を深められるようにするためです。もう一つは、余興としての役割です。マッチングは、気になる相手から好感を持ってもらえているかどうかがわかるものですからドキドキしますよね。フリータイム方式の婚活パーティーでは、パーティーを盛り上げるために、マッチングのちょっとした緊張や成功時の喜びを余興として取り入れることもあるのです。

◆フリータイム方式は立食スタイルのものが多い

　婚活パーティーでは、食事やドリンクを楽しみながら参加者同士で交流をするものがあります。パーティーによっては、一流のレストランやホテルで開催されることもあるので、食事やドリンクなども婚活パーティーの楽しみの一つとも言えます。

　フリータイム方式の婚活パーティーでは、参加者同士が自由に交流をしやすいよう、スタンディングでパーティーを開催するケースが多いです。そのため、料理に関しても立食スタイルになっていることが多いです。

　立食スタイルの場合、料理やドリンクはビュッフェと同じで、料理が並んでいるテーブルに行き、食べたいものを自分で取り分けたり、好きなドリンクを選んだりします。提供される料理の内容は、パーティーによって異なりますが、ランチタイムやディナータイムならば食事らしいメニュー、ランチタイム以降の午後や夕方などにはスイーツやサンドイッチなどの軽食が並ぶことが多い傾向にあります。また、ドリンクに関しては、アルコール類の提供があるパーティーもあれば、ノンアルコールのみとなっているものもあります。

　立食スタイルだと、自分で料理や飲み物を取りに行かなければなりませんが、これが他の参加者との交流のきっかけや気になる相手に好感を持ってもらうチャンスにもなります。会話の最中に、相手のドリンクがなくなっていることに気付き、さりげなく自分の分と相手の分のドリンクを持ってくるようにすれば、気配りや思いやりのアピールになります。また、一旦、一人になって食事やドリンクを取り分けに行っていると、そのタイミングで同じように取り分けに来ている異性の参加者から話しかけられやすくなります。

◆フリータイム方式では、荷物や上着はどうしたらいいの？

　フリータイム方式の婚活パーティーでは立食スタイルが多いというお話を前項でしましたが、立食スタイルの時に気になるのが荷物や上着ですよね。スタンディングでパーティーが進行するとなると、荷物や上着を自分の席や足元に置いておくことができませんし、料理の取り分けをする時には邪魔になってしまいます。それでは、フリータイム方式でスタンディングの婚活パーティーでは、荷物や上着はどうしたらいいのでしょうか。

　スタンディングでパーティーが開催される場合には、クロークが設けられているケースが多いです。また、クロークの利用のタイミングとしては、婚活パーティーの受付と同時に行えるようになっていることが多いです。

　クロークに大きな荷物や上着などを預ければ、スタンディング形式のパーティーでも身軽に行動をすることができます。ただし、財布や携帯電話などの貴重品はクロークで預けられない規則になっていることも多いので、スタンディングで行われるパーティーに参加する時には、貴重品を持ち歩くためのクラッチバッグや小ぶりなショルダーバッグなどを持っていくといいでしょう。

　また、クロークに関しては、無料で利用できるものと有料となっているものがあります。クロークの利用にお金がかかるかどうかは、婚活パーティーを主催している会社によって異なりますので、申し込む前にホームページで確認をしたり、主催をしている会社に問い合わせをしたりして確認をしましょう。

　もしも有料の場合は、クロークの受付は込み合いやすいので、すぐに支払えるようにクローク料を丁度の金額で用意しておくことをおすすめします。

◆フリータイム方式には連絡先の交換が自由のものが多い

　婚活パーティーに参加をしても、そこがゴールではありません。婚活パーティーで素敵な相手と出会った後、連絡先を交換してパーティーが終わってからも交流をすることで仲を深められるのです。マッチング成功した場合のみ連絡先の交換ができるパーティーと連絡先の交換が自由になっているパーティーとでは、相手との連絡先の交換に辿り着ける確率が変動します。そのため、婚活パーティーに参加をする時には、連絡先の交換のルールについてチェックすることも重要だと言えます。

　フリータイム方式の婚活パーティーでは、連絡先の交換が自由になっているものが多いことが特徴として挙げられます。その背景としては、参加者の人数が大人数になっていることによってマッチングが実施されないケースの存在や参加者の自由度を重視しているケースが考えられます。

　連絡先の交換が自由になっているならば、チャンスの数も多くなりますから、気になる相手に出会えたら積極的に連絡先の交換をしたいものですよね。それでは、フリータイム方式の婚活パーティーで連絡先の交換をするためのコツはあるのでしょうか。

　フリータイム方式は自由に参加者と会話ができるシステムになっています。参加者の数が多ければ、気になる相手とパーティーの最中に何度も会話をする機会を得られないこともあります。そのため、気になる相手と出会えたら「あとで連絡先を聞こうかな……？」と後回しにするのではなく、相手と会話をしている最中が唯一のチャンスとして捉え、会話の流れで連絡先を交換するといいでしょう。タイミングとしては、会話で盛り上がっている時と会話の終わりかけなら自然に提案しやすいのでおすすめです。

◆フリータイム方式では積極的に行動しよう

　一対一で会話をしたり、グループで会話をしたりする婚活パーティーでは、必ず自分の目の前に会話をする相手がいます。しかし、フリータイム方式の婚活パーティーでは、誰と会話をするかということも自由ですから、気になる相手が自分に話しかけてくれるとは限りません。

　そこで、フリータイム方式の婚活パーティーで良い結果を手に入れるためのコツとして積極的になることが挙げられます。フリータイム方式の婚活パーティーは自由に会話をすることができるのですから、その状況を活かし、話してみたい相手を見付けたら自分から積極的に話しかけるようにしましょう。

　しかし、中には「女性から話しかけるのって、どう思われるんだろう……」と不安に思える方もいらっしゃるでしょう。初対面の相手に話しかけるのは勇気が必要なことです。しかし、婚活パーティーは結婚を考えられるような相手との出会いを探す場ですから、初対面の相手に話しかける意味はナンパとは異なります。

　女性が男性参加者から話しかけられるのが嬉しいのと同じように、男性参加者も女性参加者から話しかけられると嬉しいものです。また、男性であっても自分から話しかけるのが苦手な方もいらっしゃいますから、そうした男性にとって積極的に話しかけてくれる女性はありがたい存在と言えます。

　フリータイム方式の婚活パーティーなら、男性参加者から話しかけられて会話が始まり、それが素敵な出会いとなることもあるでしょう。しかし、待つだけではチャンスの数も少なくなってしまいます。自由に交流できるフリータイム方式の婚活パーティーに参加するなら、その特徴を活かして積極的に行動することが良い結果への近道だと言えるのです。

◆フリータイム方式で話しかけられやすくするコツ

　フリータイム方式の婚活パーティーで良い結果を手に入れるためには、積極的に行動をすることが大切です。しかし、自分からなかなか話しかけられない方もいらっしゃるでしょう。積極的になれないとチャンスは手に入れられないのでしょうか。

　フリータイム方式の婚活パーティーでは積極的になった方がチャンスを多く得られますが、積極的になれないからといって必ずしもチャンスがゼロだとは限りません。なぜなら、男性参加者から話しかけられることによって出会いを手に入れることもできるからです。「フリータイム方式で男性から話しかけられやすくなりたい……！」と思っているだけでは、話しかけられやすくなれません。ここでは、フリータイム方式の婚活パーティーで話しかけられやすくなるためのコツをいくつかご紹介します。

　まず、パーティーを過ごす場所選びです。パーティーの参加者は、話してみたい相手を常に探しています。しかし、その行動範囲は会場内の目立った場所に偏りやすくなります。そのため、壁際など会場内の目立たない場所にいると、話しかけられる機会が少なくなりがちです。したがって、誰かから話しかけられるのを待つ時も、会場内の目立つ場所で過ごすようにしましょう。

　次に、顔の向きです。緊張したり、不安になったりすると、自然と俯いてしまうこともあるでしょう。しかし、下を向いていると暗そうなイメージを持たれてしまいます。暗そうに見えると、会話がしづらそうな相手として認識され、話しかけられにくくなってしまいますから、できるだけ俯かないようにしましょう。そして、自然に口角を上げて明るい表情で過ごすようにしましょう。

◆フリータイム方式で希望と合わない人に付きまとわれた時の対処法は？

　参加者が自由に交流できるという点が、フリータイム方式の婚活パーティーの特徴であり、メリットだと言えます。このメリットを活かして、パーティーの時間内には自分から気になる相手に話しかけたり、「この人、いいな」と思える相手とじっくりと会話をしたりすれば、結婚を考えられる相手との出会いも手に入れやすくなります。

　しかし、自由に行動できるからこそ起こるトラブルもあります。フリータイム方式では誰に話しかけるかも自由ですから、自分の希望や性格とは合わない人から話しかけられることもあります。そうした時は、切りのいいところを狙って自然に会話を終えて、その相手と離れるのがスマートな方法です。

　けれども、会話を終えて離れても、相手からまた話しかけられたりするなど、付きまとわれることも考えられます。女性としては、男性に付きまとわれると不安になってしまいますよね。こうした場合には、相手を傷付けないように丁寧な言葉を使って、自分とは合わないことを相手に伝えるようにしましょう。丁寧な言葉を使うのは、相手の逆上を防いだり、他の参加者からの好感度が下がらないようにするためでもあります。

　結婚は一生の問題ですから、合わないことを告げられれば諦めもつきます。しかし、それでもしつこく付きまとわれる場合はどうしたらいいのでしょうか。

　そんな時には、会場内にいる運営スタッフに相談をしましょう。パーティーの最中には、参加者の補助のため、会場内に運営スタッフが待機していることが多いので、そうしたスタッフの方に相談をするのが安全策です。また、会場内に運営スタッフを見付けられない場合は、受付のスタッフに相談をするといいでしょう。